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美術館・博物館情報 シカゴには世界規模の質・量を誇る博物館・美術館が集積しており、重要な観光資源になっています。いずれもお手頃な入場料で楽しむことができますので、シカゴに来られた際は最低1-2館は計画に組み込まれることをお奨めします。

また観光客が少なくなり、野外のイベントもないオフシーズンは在住者にとって、ミュージアム巡りに絶好の時期です。お得なパスや無料開館日を最大限利用して楽しみましょう。

旅行者にお得なパス

CityPass がシカゴの主な6観光地をさまざまなオプションも付け $49 でセット販売しています(別々に買うと $92.20)。いずれも人気のスポットであり入場券を買うのに長時間並ぶこともありますので、事前購入できる CityPass はその点でもお得かもしれません。有効期限は使用日から9日間です。

対象となる5博物館・美術館、1展望台は、科学産業博物館・シカゴ美術館・フィールド自然史博物館・シェッド水族館・アドラープラネタリウム・ハンコック展望台と、主な観光スポットを網羅しています。購入はそれぞれの博物館・美術館・展望台の窓口、またはインターネットからできます。

(参考)各スポットの基本入場料およびオプション付き入場料

入場料

オプション付き
入場料

オプション説明

科学産業博物館 $ 9 $15 Omnimax
シカゴ美術館 $10 $10 なし
フィールド自然史博物館 $10 $15 Underground Adventure
シェッド水族館 $21 $25 優先入場
アドラープラネタリウム $13 $13 なし
ハンコック展望台 $10.2 $14.2 Audio Tour, 税込(7%)

合計

$73.2

$92.2

 

在住者にお得なパス

シカゴ市立図書館 (Chicago Public Library) では Kraft 社と提携し、シカゴ市内の主な博物館・美術館に無料で入場できる Great Kids Museum Passport というまさに GREAT! な制度を提供しています。対象者は図書館カードを有する人で、シカゴ市および近郊にお住まいの方は資格があります(カードの新規発行方法はこちら)。

対象となる11博物館・美術館は
科学産業博物館・シカゴ美術館・フィールド自然史博物館・シェッド水族館・シカゴ歴史協会・シカゴ現代美術館・アドラープラネタリウム・アフリカ系アメリカ人史博物館・シカゴ子供博物館・メキシコ美術博物館・ペギー・ノートバート自然博物館
と、主な有料 Museum はほぼすべて網羅されています。

それぞれの Museum 名が記されたパスが1家族につき1枚、1週間を限度に貸し出されます。別の Museum に行きたい場合は一旦パスを返却し、新たに貸し出してもらいます。延滞料金は $1/1日、カード紛失時は $30 請求されますのでご注意を。

 

2004年無料開館日

では短期旅行者にお得な情報はないのか!ということになりますが、もちろん用意されています。曜日または期間限定の無料開館日です。特にシーズンオフの月・火曜日に集中していますので、それにあわせて観光計画を立てるのも一考でしょう。また6月6-11日(2004年)は Museum Campus Week となり人気の4 Museum が無料となります。当然ながら無料開館日は非常に混み合いますのでそのおつもりで。

曜日別 無料開館日

月曜日 シカゴ歴史協会
科学産業博物館(1-2月および 9月13日-11月)
フィールド博物館(1-2月および 9月6日-12月21日)
シェッド水族館(1-2月および 10-12月)
アドラー・プラネタリウム(9月13日-12月21日)

火曜日 シカゴ美術館
シカゴ現代美術館(午後 5-8 時のみ)
外科医学博物館
科学産業博物館(1-2月および 9月13日-11月)
フィールド博物館(1-2月および 9月6日-12月21日)
シェッド水族館(1-2月および 10-12月)
アドラー・プラネタリウム(9月13日-12月21日)

木曜日 ペギー・ノートバート自然博物館
シカゴ子供博物館(午後 5-8 時のみ)

日曜日 アフリカ系アメリカ人史博物館

Museum Campus Week

6月6-11日 科学産業博物館、フィールド博物館
シェッド水族館、アドラー・プラネタリウム

その他の無料開館日

科学産業博物館 2月5-8日、11月25日(感謝祭)、12月24日(クリスマス)

 

博物館・美術館のご紹介

科学産業博物館:The Museum of Science and Industry

全米第二位の入場者数を誇る博物館(一位はワシントンDCの航空宇宙博物館)。老若男女、誰が訪れても楽しめる展示がいっぱいです。シカゴ観光される方に是非訪れて欲しいスポットです。ダウンタウンからは #6 (Jackson Park Express), #10 (Museum Science and Industry) のバスが便利です。同じハイドパーク内にあるシカゴ大学にもどうぞお立ち寄り下さい。


シカゴ美術館:The Art Institute of Chicago

アメリカ三大美術館の一つ。誰もが知っている有名な絵画を数多く展示しており、特に印象派のコレクションには圧倒されます。日本のようにロープで仕切ったりガラスの向こうに飾られたりすることなく、ほんの間近で名画を鑑賞できます。ダウンタウンのど真ん中にあるので観光には非常に便利です。ミシガン通り沿いの二頭のライオンが目印です。


フィールド自然史博物館:The Field Museum

世界で最も有名な恐竜 Sue (スー) の展示で知られています。Sue は現存するT Rex (テラノザウルス)の中で最も大きく、最も完全に保存された化石です。恐竜以外に、アメリカ先住民のコレクションやエジプトコレクションなどは必見です。下記に紹介する水族館・プラネタリウムとは同じエリアにあり Museum Campus を形成しています。


シェッド水族館:The John G Shedd Aquarium

世界最大の屋内水族館。とはいっても子供たちに人気が高いのでオンシーズンはとても混み合います。特に人気はイルカのショーとサメを間近で見られるワイルドリーフ。イルカのショーは観覧席のみならず水槽の真横から(つまり水中の泳ぐ姿を見られる)も見学でき必見です。


アドラー・プラネタリウム:Adler Planetarium & Astronomy Museum

アメリカ最初のプラネタリウム。シカゴ大学天文学部と共同運営されており、通常のプラネタリウムのみならず天文にまつわる多くのコレクションも展示されています。またここからダウンタウンの摩天楼を一望でき、その景色はシカゴ随一でしょう。特に夜景はお奨めです。


シカゴ現代美術館:Museum of Contemporary Art

MCA の愛称で知られる美術館。常設展示は少なくほとんどが季節展や特別展です。建物自体も現代アートの影響を受けて建てられており必見。入口すぐにあるレストランもお洒落で美味です。ダウンタウン屈指の観光スポット・ジョンハンコックセンターの近くにあり、非常に立ち寄りやすいでしょう。


テラ美術館: Tera Museum of American Art

アメリカ美術を専門に扱う美術館。小規模ながらもアメリカ印象派を中心に質の高い展示を行っています。特にシカゴっ子に人気の高い美術館です。1987年に開館し、2003年は15周年を記念し入場無料でしたが、これは2004年現在も継続されている模様です。上記、MCAの近くでミシガン通り沿いにあります、