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シカゴ発 スポーツ・音楽・科学・イベントのブログ(BLOG)

Thursday, September 30, 2004
シカゴカブス日本語サイト Let's Go CUBBIES スタート
実は5月ごろにはほとんどできていたのですが、カブスの失速とともにやる気をなくし、公開のタイミングを逃していました。ペナントレースもわずかですが、カブスもがんばっていることだし、公開することにしました。当サイトともども可愛がってやって下さい。

Tuesday, September 28, 2004
【イベント】DocFilm 溝口健二名作選
当ホームページでもご紹介しているシカゴ大学映画研究会 "Doc Films" にて9月29日から12月1日までの毎週水曜日に溝口健二監督作品が上映されます。

溝口健二は、ベネチア国際映画祭での三年連続受賞(西鶴一大女・雨月物語・山椒大夫)や近松物語・楊貴妃などで世界的に知られ、黒澤明・小津安二郎と並んで日本の映画監督の三巨匠の一人に挙げられる映画監督です。

とはいうものの、黒澤・小津に比べ知名度はいまひとつ?の溝口監督。日本でもなかなか見ることが少ないのではないかと思います。日本映画をアメリカ人がどのような反応で見るのかも興味深いところですよね。ともあれこのチャンスをお見逃しなく。

上映作品は以下の通りです。
9月29日:藤原義江のふるさと(1930)
10月6日:残菊物語(1939)
10月13日:元禄忠臣蔵 前編・後編(1941・42)
10月20日:我が恋は燃えぬ(1949)
10月27日:西鶴一代女(1952)
11月3日:祇園の姉妹(1936)
11月10日:雨月物語(1953)
11月17日:山椒大夫(1954)
11月24日:浪華悲歌(1936)
12月1日:赤線地帯(1956)

Monday, September 27, 2004
【スポーツ】カブス ポストシーズンチケット発売情報
ワイルドカード争いでナリーグ首位に立つカブスのポストシーズン(ディビジョンシリーズ)チケット販売方法がついにアナウンスされました。

いまのまま首位で終われば、対戦相手はアトランタブレーブス(東地区1位)で、昨年と同じ組み合わせとなります。ディビジョンシリーズは Best of Five (全5戦で先に3勝したほうが勝ちあがり)で10月5日(火曜)より行われ、初戦、第二戦、第五戦はアトランタ(チケット発売中、しかもまだ買えます!)、第三、第四戦がシカゴで開催されます。

シカゴ開催試合のチケット発売は来週10月4日(月曜)午前9時から。インターネット(カブスホームページ)および電話にて発売されます。チケット購入は1家族4枚まで。シーズン開始前日なので、チケット受け渡しはすべて Will Callにて行われます。

Thursday, September 23, 2004
【スポーツ】カブス ワイルドカード争い首位に
ペナントレースも残りわずか。熾烈を極めるナ・リーグのワイルドカード争いでカブスがひさびさの首位に立ちました。

勝ち投手はマダックスで前人未踏となる17年連続の15勝目をあげました。開幕当初は少し出遅れた感じでしたが、きっちりここまで積み上げてきました。さすが「1990年代最高の投手」と言われるだけのことはありますね。

さて首位に立ち、気になるのがプレーオフのチケット発売です。詳細が発表され次第、当BLOGでもお知らせしたいと思いますので、お楽しみに!



Wednesday, September 22, 2004
【スポーツ】高津臣吾投手 来期もシカゴでプレーなるか
現在18セーブ、そして何よりファンのハートをがっちり掴み、今シーズン大活躍した高津臣吾投手。来季の大幅年帽アップは当然として、気になるのは高津投手本人のキモチ。正式な契約更改はまだまだ先でしょうが、ファンの一人としては心からお願いしたいです。「ぜひシカゴで来年もプレーして下さい!」

Tuesday, September 21, 2004
【スポーツ】高津臣吾投手 20セーブ目間近
高津臣吾投手、前回の敗戦を感じさせぬナイスピッチングでひさしぶりのセーブ記録です。現在18セーブ(リーグ11位タイ)で残りは10試合。大台の20セーブまでもうすぐというところまでやってきました。

Monday, September 20, 2004
【スポーツ】中地区の2チーム優勝決まる
シカゴの2チームが所属するMLBナ・リーグ、ア・リーグ中地区の優勝が奇しくも同じ日に決まってしまいました。シカゴカブスとホワイトソックスは、いずれも序盤は首位に立ちながら主力の故障が重なり失速、結局首位チームに大差をつけられての二位と同じようなペナントレースを展開しました。

特にカブスは前評判が高かっただけに残念でした。一番の誤算はウッド投手(8勝7敗)、プライア投手(6勝4敗)両エースの不振です。ともに怪我のため長期離脱し、復帰後も本来の調子をなかなか出せずにここまできてしまいました。

しかしカブスはワイルドカード(地区2位の中で最高勝率チーム)でのプレーオフ進出の道が残されています。こちらは1ゲーム差内にジャイアンツ、カブス、アストロズが並ぶという熾烈さで全米の注目を集めています。

レギュラーシーズン終了の10月3日(日曜)までは残り13日。カブスは毎日、他の2チームも1日休養日があるのみで連日試合が行われます(しかもカブスは9月10日から休みがなく、2回のダブルヘッダーを含め26連戦!)。心身共にタフな試合になるでしょうが、なんとか2年連続のプレーオフ進出を果たしてもらいたいです。

Sunday, September 19, 2004
【イベント】秋の収穫祭
実りの秋・収穫の秋・食欲の秋・・これらの感覚は万国共通のようです。9-10月にはシカゴでも「食」をテーマにしたフェスティバルが数多く開催されます。今回はその中でもドイツ系移民による "Oktoberfest" をご紹介しましょう。

本場ミュンヘンでの Oktoberfest (解説)は毎年9月末から10月始めに行われるビールの祭典なのですが、シカゴにはドイツ系コミュニティーが多くあり、この時期各所でシカゴ版 Oktoberfest が開催されます。

有名なのはシカゴ美術館前のドイツビアホール "Berghoff" でのそれ。100年以上も前からこの地で営業する老舗で、700人収容のダイニングルームは本場の雰囲気を味わうのにぴったりです。9月中は Oktoberfest 特別メニューを提供しています。

今夏オープンしたばかり、ミレニアムパーク内のオープンカフェ Park Grill でも10月7-11日に Oktoberfest が開かれます。こちらは屋外にテントを張りライブミュージック付きと、まさに本場ミュンヘンのスタイルで開催されます。

また郊外で人気が高いのが、ワイナリー主催の Oktoberfest。なかでもたびたび国際コンペ受賞ワインを世に送り出す実力派ワイナリー "Lynfred Winery" の Annual Oktoberfest and Pig Roast(9月25-26日) ではワインやブタの丸焼きはもちろん、ワイン樽レースやブドウ踏み競争などで、大人も子供も楽しめること請け合いです。

Friday, September 17, 2004
【スポーツ】高津臣吾投手 痛い敗戦投手
レギュラーシーズンも残り2週間あまり。管理人にとって、今季最後のホワイトソックス観戦となるであろう対タイガース戦を見に行きました。試合は逆転に次ぐ逆転の大乱打戦。見ている方は楽しかったのですが、最後は後味の悪い試合となってしまいました。

高津臣吾投手は登板間隔が空いたこともあり、1点差で負けていながら9回表に登場となりました。先頭バッターにいきなり2塁打を打たれましたが、その後はピシャリと迎えました。これが悪夢の序章になるとは、この時点でもちろん予想もしていません。

そして9回裏。僅差で負けている試合に高津臣吾投手が登板した時は、打線が奮起することがしばしばあり、期待していたのですが、見事予感が的中!2死満塁からワイルドピッチで同点。しかしあと1本が出ずにサヨナラ勝ちできなかったのが、悪夢の序章第二弾。

悪夢は10回表すぐにやってきました。続投となった高津臣吾投手から先頭バッターがいきなり本塁打を打ってしまったのです。後でビデオを見てみると内角低めのストレート、決して悪いコースではなかったので、打者を褒めるべきなのかもしれません。しかし、9回に追いつき盛り上がっていただけに、球場全体が一気に天国から地獄へ落とされたかのような雰囲気となってしまいました。

結局これが決勝点となり、高津臣吾投手は痛い4敗目を喫してしまいました。もはや消化試合ではあるのですが、来年に向けて気合いを入れ直してもらいたいものです。

Monday, September 13, 2004
【イベント】シカゴハーフマラソン
今週の日曜日、シカゴ科学産業博物館をスタート/ゴールとしたハーフマラソンが行われます。コースはハイドパーク東側の35-65th Street 間に設定されています(コース地図(PDF)

スタートは7時30分で科学産業博物館前にてイベントも行われるようです。参加するもよし、応援するもよし、日曜日は早起きして科学産業博物館へ GO!

なお世界的にも有名なシカゴマラソンは10月10日(日曜日)、グラントパークをスタート/ゴールとして開催されます。

【イベント】57th Street Children's Book Fair
シカゴハーフマラソンに続き、同じくハイドパークの 57th Street 一帯にて "Children's Book Fair" が行われます。

子供向け本の販売のみならず、工作・音楽・ダンスの催しもあります。科学産業博物館の入口からは西へ歩いてすぐの場所となります。マラソンとセットでどうぞ。

Sunday, September 12, 2004
【スポーツ】高津臣吾投手 調整登板
登板間隔の空きすぎを避けるため大差で負けている試合に登板しています。1回を三者三振、気持ちよく仕事を終えました。

Saturday, September 11, 2004
【イベント】エミー賞
"TV界のアカデミー賞 "と呼ばれ今年で56回目を迎える「エミー賞」授賞式が9月19日(日曜)Shrine Auditorium(Los Angels) にて行われます。

今年シーズンファイナルを迎えた「Friends」「Sex and the City」や、日本でも今年初めに大ブレークした「24」がノミネートされており、アメリカドラマ好きの方にとっては注目のイベントです。

最大の見所はドラマ部門・コメディ部門の各作品賞(Outstanding Drama Series, Outstanding Comedy Series)でしょう。

ドラマ部門作品賞のノミネートは
CSI: Crime Scene Investigation (CBS), Joan Of Arcadia (CBS), The Sopranos (HBO), 24 (FOX), The West Wing (NBC)
CSI の評価が高いようですが、昨年も涙をのんだ「24」がどこまで食い込めるかが見物です。

コメディ部門作品賞のノミネートは
Arrested Development (FOX), Curb Your Enthusiasm (HBO), Everybody Loves Raymond(CBS), Sex And The City (HBO), Will & Grace (NBC)
残念ながら「Friends」は作品賞のノミネートからは漏れてしまいました(主演男優・女優を含め7部門にノミネート。作品賞は2002年に獲得ずみ)。後者3作品はいずれも過去に作品賞を受賞している常連組ですが、今回は前者2作品の下馬評が高いようです。

また気になるプレゼンターには、Sarah Jessica Parker (Sex And The City), Matt LeBlanc (Friends),Kiefer Sutherland (24),Eric McCormack (Will & Grace) など候補作品の主演者が目白押しでこちらも注目です。

さて放送時間ですがABC系列で19-22時に行われます。アメリカ全土同じ放送時間です。

。。。ということは、最も時差の早い東部時間帯(ニューヨーク・ワシントンDCエリア)にあわせて授賞式を行っているわけで、中部時間帯に属するシカゴ住民は1時間遅れの録画放送を見ていることになるわけですね。ましてや授賞式の行われるLAエリアは3時間遅れの録画放送。。お膝元なのに。。。

まあそんなことは気にせず、受賞予想でもしながらお茶の間で華やかなセレモニーを楽しみましょう。

Friday, September 10, 2004
【イベント】シカゴ・リリックオペラ オープニングナイト
シカゴ交響楽団に続き、9月18日(土曜)にはシカゴ・リリックオペラ(Lyric Opera of Chicago)のオープニングナイトが開催されます。

今年は前身の "The Lyric Theatre of Chicago" 設立から50周年に当たり、オープニングナイトでは、まさに50年前のオープニングで演じられたモーツァルトの傑作「ドン・ジョヴァンニ(Don Giovanni)」が再演されます。

オープニングナイトには例年、シカゴ市長が馬車でオペラハウスに乗りつけたり、シカゴ各界の著名人が集まるなど華やかさで知られていますが、今年は一段と盛り上がることになるでしょう。

ほとんど席がシーズンチケット購入者で占められ、個別でのチケット入手は難しいことで知られるリリックオペラですが、なんとまだオープニングナイトのチケットは手にはいるようです(公式HPにて確認)。オープングということでお高めのチケットですが、50年に1度のビッグチャンスです。Check it out!

Thursday, September 09, 2004
【イベント】シカゴ交響楽団オープニングナイト
2004-05音楽シーズンの幕開けとなるシカゴ交響楽団(CSO:Chicago Symphony Orchestra)オープニングナイトが9月10日(金曜)、本拠地シカゴ・オーケストラホールにて開催されます。

今年はCSOがオーケストラホールを本拠地として100年目となる記念の年で、ジャズとクラシックを融合させたユニークな試みのオープニングナイトになるようです。

残念ながらCSO音楽監督であり、現代の巨匠とも云われるダニエル・バレンボイム氏は急病のためオープニングナイトを含め4公演で指揮をとることが出来なくなりました。しかしシカゴ・リリックオペラの音楽監督であるアンドリュー・デイヴィス氏が代役を務めることになり、どのような味付けを施してくれるのか見所ですね。

また、ちょうどオーケストラホールこけら落しの日に当たる12月14日(火曜)にはレナード・スラトキン氏を客演指揮者に招いた100周年記念コンサートが開催されます。100年前の演目を再現したコンサートになるということでこちらも楽しみです。

【スポーツ】NFL開幕
野球がペナレントレース終盤を迎えるとともに、アメフトの季節がやってきました。本格的な秋冬スポーツシーズンの開幕です。

シカゴに本拠地を構えるベアーズはロヴィー・スミスが新ヘッドコーチに就任し、LBブライアン・アーラッカーを中心とした堅実な守備を基盤に、前シーズン地区3位からの巻き返しを図ると思われます。

ベアーズの開幕戦は12日(日曜日)本拠地ソルジャーフィールドにて行われます。来年2月6日のスーパーボール(フロリダ州ジャクソンビル)まで目が離せない半年の始まりです。

Wednesday, September 08, 2004
【スポーツ】高津臣吾投手 17セーブ目
最近、いまひとつピリッとした投球のなかった高津臣吾投手ですが、今日は打者4人に対してパーフェクトピッチング。17セーブ目をあげました。

Monday, September 06, 2004
【スポーツ】田臥勇太選手 NBAサンズと複数年契約
ということは、日本人初のNBAプレーヤー(公式戦出場選手)となる可能性が非常に高いわけですね。となると気になるのはシカゴ・ブルズとフェニックス・サンズの対戦日時。はい、さっそく調べておきました。

NBAは11月2日(火曜)が開幕日(ブルズは11月5日、サンズは11月3日)ですが、シカゴでのブルズ対サンズは11月9日(火曜:19時30分開始)の1試合のみです。もし田臥選手が開幕ロースター入りしていれば、サンズにとって開幕4試合目となるこの日あたりに出場してきそうな気がしませんか??

一般チケット発売は10月9日(土曜)10時より。お見逃しなく!

Sunday, September 05, 2004
【スポーツ】イチローがシカゴにやってきた 第三弾
3連戦の最後。シカゴでのイチロー見納めです。イチロー選手は昨日打ちすぎたのか、今日は1安打のみ。メジャー記録まで残り26試合で33本としました。

それにしてもワクワクしぱなしの3日間でした。

Saturday, September 04, 2004
【スポーツ】イチローがシカゴにやってきた 第二弾
シカゴ・ホワイトソックス対シアトル・マリナーズ3連戦の2戦目。管理人はUSセルラーフィールドで観戦してきました。

観戦場所はブルペン・スポーツバー。USセルラーフィールドはブルペンがレフト(ホワイトソックス用)・ライト(ビジターチーム用)それぞれのフェンス後ろにあるのですが、このブルペン・スポーツバーはライト側ブルペンに隣接しており、ライトの守備およびビジターチームのブルペンを目の前で見ることができるのです。

つまりビジターチームのライト→イチロー選手を見るには絶好の場所というわけです。実際、この日はホームランを含めライト側にボールが良く飛んできたので、目と鼻の先で何度もイチロー選手の守備を見ることができました。ブルペンで待機する木田投手・長谷川投手も見ることができ(投球練習はなし)ほんと最高の場所でした。機会があればぜひ行ってみてください。

それにしてもイチロー選手はスゴカッタ!既報のとおり5打数5安打。すべて単打であったため派手さはないのですが、5安打の後にはスタンディングオベーションが起こりました。記録を打ち立てた訳でもなく、まして敵チームの選手にも関わらずこのような反応が自然に起こったのには驚きました。シカゴ楽勝ペースの試合であり(途中にはウェーブも起こりました)、素直にイチローのすごさに呆れかえっていたのかなあという雰囲気でした。

しかしその楽勝ペースも、イチロー選手の5安打目を含めたマリナーズ最後の反撃によって、シカゴはクローザー・高津臣吾投手まで引きずり出される展開となってしまいました。まあファンとしてはうれしいのですが。。。

そして高津投手の人気もスゴカッタ!ファンは熱狂的な"SHINGO"コールとともに、またまたスタンディングオベーションでお出迎え、バックには高津投手のテーマ音楽とビデオクリップ。そういえばホワイトソックス公式ページの表紙にも高津投手の写真が使われていますね。これは凄いことですよ。いまやチームの顔の一人として認められているわけですから。

肝心の試合の方はボールが先行する苦しい出来でしたが、バックに助けられ16セーブ目。シカゴの日本人ファンにとっては最高の一夜となりました。

Friday, September 03, 2004
【スポーツ】イチローがシカゴにやってきた 第一弾
シカゴ・ホワイトソックス対シアトル・マリナーズ3連戦の初戦。既報通り、イチロー選手は4打数1安打1打点、高津投手は15セーブ目をあげました。

見所は何といってもアメリカでは初めてとなる2人の直接対決。緊張感溢れる対決でとても見応えがありました。

ここで配球を再現してみましょう。
9回表3点リードで無死一、二塁の場面。
初球:外角高めに大きく外れるストレート(ボール)0-1
2球目:同じく外角高めのストレート(ファール)1-1
3球目:内角低めのシンカー(ファール)1-2
4球目:内角低めのボール気味のストレート(ファール)1-2
5球目:同じく内角低めのやや真ん中よりのストレート(センターフライ)

見事に外角高め-内角低めの対角線を使った投球内容で、1995年の日本シリーズ(ヤクルト対オリックス)で、野村ID野球がイチロー攻略の鍵とした攻め方そっくりでした(この日本シリーズでイチローは見事に封じ込まれ、ヤクルトが日本一に輝いたのでした(詳細))。

この日本シリーズで高津投手はイチロー選手をキャッチャーフライに打ち取ったのですが、今回は、4球目のストレートをカットをしてのファール、同じ球筋でやってきた5球目をあわやスタンドというところまで運んでいき(打ち取られはしたものの)9年間でのイチロー選手の進化を見る思いでした。明日の第二ラウンドが楽しみです。


【スポーツ】イチローがシカゴにやって来る
8月に自身初の月間MVPを獲得し、ただいま絶好調のイチロー選手率いるシアトル・マリナーズが今週末ホワイトソックスと3連戦を行います。両チームともポストシーズン出場はほぼなくなり、チームとしての戦いの興味はいまひとつですが、”旬”のイチロー選手を見に行く価値は充分にありますよね。

それにしても今年のイチローは凄まじい。9月2日終了時点で今季217安打、シスラー選手のもつ257安打(1920年)のメジャーリーグ記録まで40本です。10月3日の最終試合まで29試合ありますから、いまの調子が維持できれば充分に可能です。もし達成すればルーキイヤーに続き2度目となる年間MVPは確実です。

マリナーズには木田投手も新規加入し、長谷川投手もあわせ3人の日本人選手が所属しています。ここに高津投手が加わり、1試合に4日本人が戦うことになれば史上最多記録でしょう。

また3連戦の真ん中、土曜日の試合は"Fire Night"。試合後には10分くらい花火が上がるのですが、これが必見!ロックメドレーにあわせて上げられるこの花火ショーを見るだけでも、球場に足を運ぶ価値があると思えるほどです。

Thursday, September 02, 2004
【イベント】レイバーデー
9月第一月曜日(2004年は9月6日)はアメリカの祝日 "Labor Day(労働の日)"。1882年9月ニューヨークで行われた労働組合のパレードが始まりとなり、1894年から公式な国民の祝日となりました。祝日になっているといることからも、日本の「勤労感謝の日」と同じ意味合いだと思います。

5月28日付けのBLOGにも書いたとおり、この Labor Day は夏のバケーションシーズンの終わりも意味しています。学校も Labor Day の翌日から始まる州が多いようです。ということで必ず3連休となる Labor Day の週末は、多くの人が去りゆく夏を惜しみながらBBQをしたり、最後の旅行にでかけたりして過ごします。

シカゴでは38回目となるジャズフェスティバルがグラントパークで開催されます。注目は金曜日に出演する秋吉敏子氏。1999年国際ジャズ名誉の殿堂入りを果たした日本が世界に誇るジャズピアニストです。楽しかった夏の最後にふさわしいビッグイベントとなりそうです。

Wednesday, September 01, 2004
【スポーツ】高津臣吾投手 8月の成績
8月は旅行&反動の仕事の忙しさのためほとんど野球を見ることができませんでした。高津臣吾投手情報を楽しみに待ってくださっていた皆さま、申し訳ございません。

で、その抜けてしまった8月の成績をホワイトソックスHPより抜粋してみました。

12試合(G)で11回(IP)を投げ、1勝(W)1敗(L)6セーブ(SV)と守護神としての結果は残しています。しかし問題はその内容です。3被本塁打(HR)を含む9失点(ER)で防御率(ERA)は7.36!!

5-7月はいずれも防御率1点未満と「ミスターゼロ」の称号に相応しい働きでしたから、明らかに調子を落としてきています。

とはいえヤクルト時代も、例えば3点リードの場面で登場し、2点を献上してファンをヤキモキさせた後、結局はセーブを挙げるという「高津劇場」で名を馳せた?高津臣吾投手です。

チームとしてプレーオフ出場はほぼ絶望となった今や、最後の最後までファンの息をつかせない「高津劇場 in Chicago」で楽しませるのも、プロ選手としては悪くないのかもしれません?


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